1984-07-05 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
まず米穀の政府買い入れにつきましては、生産振興法によって定めるところによって生産された米穀は生産者の売り渡し申し込みに応じて買い入れなければならないものとし、その買い入れ価格は農民組合法によって設立された農民組合の代表と政府との協議によって定めることとしております。その協議が難航した場合は価格等調整委員会であっせん、調停、仲裁により決定することとしております。
まず米穀の政府買い入れにつきましては、生産振興法によって定めるところによって生産された米穀は生産者の売り渡し申し込みに応じて買い入れなければならないものとし、その買い入れ価格は農民組合法によって設立された農民組合の代表と政府との協議によって定めることとしております。その協議が難航した場合は価格等調整委員会であっせん、調停、仲裁により決定することとしております。
まず、米穀の政府買い入れにつきましては生産振興法によって定めるところによって生産され、米穀は生産者の売り渡し申し込みに応じて買い入れなければならないものとし、その買い入れ価格は農民組合法によって設立された農民組合の代表と政府との協議によって定めることとしております。その協議が難航した場合は価格等調整委員会であっせん、調停、仲裁により決定することとしております。
そういう意味からすると、農民組合法なんというものを政府の方でお考えになる必要というのはないのだろうか。それはまた、いま中央会というのがございますけれども、農政活動も相当やっておりますね。
しかし、農民のための農協になるために皆さんが努力しておられるわけだけれども、なかなかなっていかぬというところに一つ悩みがありますので、もう少し新しい角度から農民組合法というものをつくって、そして改革していった方がいいじゃないかと私は考えて、おりますけれども、この辺は大臣と若干違っておるわけなんであります。 そこで、あと五分しかございませんで、年金の方もちょっとお伺いしたいと思います。
この制度化というのは、たとえばわれわれの場合、かつて農民組合法等を出したことがございますけれども、これからやはり社会党としては、農業基本法の三十五年代に出したその問題を見直しをしながら、基本問題としてこれを提案をしていこうということを考えておりますし、漁業基本法についても、私ども、私の名前で当時出したわけでございますけれども、これもやはり現状に照らして見直しながら、これを出していこうということを考えておるわけでありますが
前川 旦君 宮崎 正義君 小笠原貞子君 喜屋武眞榮君 政府委員 農林大臣官房長 森 整治君 事務局側 常任委員会専門 員 竹中 譲君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○理事補欠選任の件 ○農民組合法等農民
第一〇〇号リンゴ腐乱病の防除対策に関する請願外百四十二件は、議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付するを要するものとし、第三二号農民組合法等農民の団体交渉権立法化に関する請願外百八十六件は、保留と決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
第三二号農民組合法等農民の団体交渉権立法化に関する請願外三百二十九件を議題といたします。 速記を中止してください。 〔速記中止〕
農民組合法とか、あるいはそういうような対地主の団体交渉権、そういう団体を認めるとか、あるいは部落ごと、村ごとに農業委員会単位にその結成を奨励するとか、そういうことを考えるのですが、いかがでしょう。
これはもちろん労働組合法等、われわれは終戦直後、農民組織法あるいは農民団体法あるいは農民組合法という問題までさかのぼってまいりますから、そういう広範囲のことを私申し上げておるわけじゃない。米価の決定だけについてもっと民主的に農民代表と政府が話し合う、その団体交渉、そういうことを考えてはどうか、こういうことを実は申し上げておるわけです。いかがでしょう。
昨日、鈴木委員長の質問に対しまして総理大臣からは、農林漁業の地位の安定と、すみやかに適切な対策を講ずる旨の答弁がありましたが、農林大臣は、一体、農産物価の安定について、あるいは農林金融の資金ワクの拡大について、農村の二三男失業対策について、あるいは、われわれが主張をいたしておりまするところの農民の自主的団結のための農民組合法の制定等についてさしあたって、いかなる具体策をお考えになっておられますか。
だから、われわれ農協より民主化するために、農民組合法が必要だと長く主張しているのですが、その実現がまだできないわけです。そういう推選制というようなことが法律にあると、全体がそうなってしまう。あなたは例外として代議員制度を認めると言っているが、例外が全体になってしまう。それが遺憾ながら現在の日本の農村の実情なんです。
そういうことでありますので、農民組合法を作るということならば、どういう目的で作るかということになりますが、今のお話のようですと、農民の利益増進というような形であろうかと思います。これにつきましては今いろいろな農業関係の諸団体もあります。必ずもよくいっているとばかりは限りませんが、そういう団体もあるわけであります。でありますので、今農民組合法を出すというような気持は持っておりません。
私たちこれらをずっとにらみ合せてみますと、どうして政府は農民の農民組合法というふうなものに気持を向けないか、目を向けないかということに対して不審感を持ちます。農民の場合にはないけれども、労働団体にはある、あるいは中小企業の団体にも団体交渉権その他を与えるような仕組みにしてやった。
この場合に、タバコ耕作組合法などよりも、当然農民の上にもう一つ考えられなければならない問題は、農民組合法だと思うのです。この農民の組合というものについて、一体大臣はどういうように考えますか。
そういう建前からいたしまして、私どもは一日も早く農民組合法を制定すべきである。今日中小企業団体法というものまで政府の責任において出されて、中小企業まで一つの組織を持とうというときに、農民組合法を作らないということは、私は片手落ちじゃないかと思う。これは今後の農政活動の面における大きな問題の一つでありますので、この点を一つ伺っておきます。
これには何らかの行政措置、できるならば農民組合法という立法措置が妥当であると思うのでありますが、農民組合法がかりに——これはなかなかむずかしい問題であると思いますので、私は今すぐこれについて大臣の答弁を求めようとは思いませんけれども、農地問題で先刻来問題になっているような紛争がある今日において、農地管理組合というものを作る、これは一つ行政的な指導で十分やり得ることでありますので、そういうふうな行政指導
○国務大臣(保利茂君) 先ほど野溝さんからも御意見が出ておりましたが、いわゆるこの農民組合法の問題につきましても、いろいろこれは御意見があると思います。私は農村の団体といたしまして、経済的な進歩向上を団体の力によつて促して行くという面においては、農業協同組合に大きく期待をいたしておるわけでございます。
それはそういう意味からいつても、どうしても農民組合法を制定して行かなければならない、今の農民組合というもののあり方に対しては、いろいろ批判の余地があると思う、併し農業生産を増強させるところの推進の主体、又農業の政治的な意欲というものを正しく表現さして行くところの推進の主体は、どこまでも私は農民組合でなければならない。
○衆議院議員(金子與重郎君) 私は先ほど申上げたように、農民組合法を制定するという、現実の問題として一つの提案がなされておるわけでありますが、これを制定することにつきまして、今後の農業、農民の位置をよりよくするための、耕作農民を中心にした一つの組織をどう持つて行くことが妥当であるかというその方法問題について、私は農民組合を否定をしておりません。
(拍手) さらに、わが党といたしましては、農協法の根本的改正は当然現段階におきまして取上ぐべき事柄とは信じますが、このことは、単に農業協同組合法の改正のみならず、農民組合法の制定、農業委員会法の抜本的改正等によつて、たわゆる広汎なる農業団体の本質的な再編成の上に立たざる限り、これらの改正というものを軽々に行うことは、そこから非常に危険が生ずるということを指摘しなければならぬのであります。
かかる実情にかんがみ、わが党は、右派社会党と共同して、去る第十六国会に農民組合法を提出したのでありますが、今第十九国会におきましても、この団体二法案の提出に先んじて、本年四月二十四日再び農民組合法を両社会党で提出したが、保守党の諸君は、この重要な組織法案に対しては冷然たる態度をもつて臨んでいるのであります。
労働組合法がすでに施行せられ、国民の四八%を占める農民のために農民組合法のないことは、いかにも片手落ちではないか。われらは前国会から農民組合法案を提出しておるのでありますが、何ゆえか、この両法案が通過したにもかかわらず、農民組合法案は審議未了として残されようとしておる実情にあることを、まことにふしぎに感ぜざるを得ないのであります。
○中村(時)委員 農民組合法は昔皆様方が考えていたような、ただ小作料の減免であるとか、耕作権の確立であるとか、そういうことじやない。すでに全般の世界農業の一環としてどういうふうに農業はやつて行かなければならぬか、あるいは今の日本のような資本主義の経済立地のもとにおいてどういうことをやつて行かなければならぬかということを加味し、大きな立場から農民の立場を取上げている。
ただ漠然と何か農民組合法というものはイデオロギーに片寄つているのじやないか、こんなものは頭からいけないものだということを裏に隠して、内容も何もわかつておりはせぬのだ。その証拠に、あなた方は賛成しています。反対しておりはせぬじやないか。
○井出委員長 引続きこれより農民組合法及び農業委員会法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたしますが、まず農業委員会法の一部改正案について質疑を願いたいと思います。井手以誠君。
これを強化することこそ、今提案者自身がこの農民組合法を提案されんとする趣旨にむしろ合致するものではないかという点に私は疑問を持つのでありまして、提案者はこの点をどのように割切られておるのか。もしこの提案者が出されておる農民組合法案が通過して、全国的にこの農民組合が組織されるとするならば、当然に農業委員会との関係が熾烈な摩擦を起して来ることは申すまでもない。これをいかにして解消せんとするか。
また自作農でない農民も、また経済上の事情においては、かつての小作農という立場よりはむしろ自作農という経済上の立場を持つ分量が多くなつて参りまして、なべて農民は自作農であると見る方が農村の実態に合うと考えますので、こういう観点に立つて、自作農民がその大体の数を占めておる農村に対する、農民組合法のただいま提案になつておりますこの法案の効果等を伺わねばならぬのであります。
私がかようなことを申し上げたのは、提案者がおつしやつておるように、政治活動を主とするものは排除する、この農民組合法によつて農民組合を設立し、あるいはできたものが承認を受けようとするものは、受ければよい、受けたくないものは受けずに、従来通り一党一派に偏してもつぱら政党的な政治活動を行う、これは自由であるというお考え、これは非常にまじめなお考えでございますが、私が非常にもの足りないのは、さつき申し上げたような
従いまして失敗した農民組合の過去の姿を今度の農民組合法がねらつているというふうには、私は理解しておりません。 二重米価の問題も一つの意見として出されましたが、農民が食管法の第三条に認められている再生産費を保障する米価を要求する際に、政府のコスト主義によつて消費者米価から圧迫が来るという観点から、生産費米価は上げられないのでございます。
○足鹿委員 委員長にお尋ねを申し上げたいのでありますが、この団体関係の法案について、昨日いろいろと理事の各位がお打合せになつたそうでありますが、その結果は詳細は私は存じませんが、三案について御審議を願つたと思いますのに、大体予定に載つておるのは農協法並びに農委法の一部改正案のみについて取扱いを御決定になつておるように聞いておりますが、一番まつ先に提案をしております農民組合法に対するお打合せはどういうふうに
その結果は今足鹿委員の言われるように、農民組合法については全然これに触れないなどというようなことではございません。
それから、農民組合法について資料を願いたいのですが、現在の農民組合の組織人員を各県別にお出し願いたいと思うのであります。それから農業委員会の方の問題ですが、今度農業委員会の都道府県会議または全国農業会議所というものを設けられるのでありますが、これらは自治的団体の会議所であるために、補助等についてあまり期待されていないのかもしれませんが、どの程度補助を予定せられておるのか、この点であります。
社会的にも経済的にも、農民と同様、弱い立場の労働者は資本の不当な圧迫を排して、自己の基本的人権を確立するための自己組織化に関しては労働組合法等によつて保護されていますが、農民に対してもその団体行動の自由、団体交渉権等の確立を内容とする農民組合法の即時制定こそは、単に農民自体の利益からのみでなく、社会全般の健全な民主的発展のために絶対な要請であります。